2005年5月 4日(水)

共犯者(6)まとめ

 

1)健三について

2)満智子の健三に対する感情

3)夏川について

4)満智子の夏川に対する感情

5)夏川の満智子に対する感情

6)共犯者

 

問題点

1)癌告知

2)愛のない結婚

 

権田萬治(ごんだ・まんじ:1936〜)による解説

文学評論家、専修大学文学部教授(マスコミ・ジャーナリズム講座)

「感傷の効用:レイモンド・チャンドラー論」(1960)

『日本探偵作家論』(1976)

『日本ミステリー辞典』(2001)

 

・戦前

佐藤春夫(さとう・はるお:1892〜1964)『田園の憂鬱』(1951)

谷崎潤一郎(たにざき・じゅんいちろう:1886〜1965)『細雪』(1955)

ー唯美主義的な文学志向に根ざしたミステリー

・戦後

坂口安吾(さかぐち・あんご:1906〜1955)『堕落論』(1946)

ー文学とは無縁な知的遊戯

遠藤周作(えんどう・しゅうさく:1923〜1996)『沈黙』(1966)

「シャロック・ホルムスの時代は去った」(シャーロック・ホームズ)

 

・谷崎潤一郎「人面疽」、萩原朔太郎(はぎわら・さくたろう)「猫町」、江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)「白昼夢」

ーふしぎな暗さのある恐怖に満ちた怪奇幻想小説

・遠藤周作『怪奇小説集』(1970)

ー落語の怪談ばなしに近く、乾いた恐怖の中に明るい笑いが秘められている怪奇小説

・遠藤周作『第二怪奇小説集』(1977)

ー人間の実存を鋭く凝視する作家の、シリアスな視線が強くにじみでた作品

 

世界のカトリック作家

フランソワ・モーリアック(François Mauriac, 1885-1970, Nobel Prize, 1952)

「真実の人間、生きた人間を書くためには、人間のもつ美しい部分だけでなく、その汚れた世界、罪の領域にまで眼を注ぎ、それに触れねばならぬ」

・G. K. チェスタートン(Gilbert Keith Chesterton, 1874-1936)

・グレアム・グリーン(Graham Greene, 1904-1991)

・遠藤周作

善き原理を認識するためにはまず悪しき原理を認識しなければならぬ

 


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